ステップ1: 企画 誰の、どんな問題を、どう解決するか?

 

 


「いい商品」だけでは売れません


「自信のある商品ができた!あとは売るだけ!」

そう思って走り出す人は少なくありません。
でも、そこに落とし穴があります。

どんなに素晴らしい料理でも、
「誰のために作った料理なのか」が曖昧だと、
テーブルに座る人は現れません。

腕のいい料理人がオープンしたお店が、
閑古鳥が鳴いている。よくある話です。

原因はたった一つ。
「誰の、どんな問題を、どうやって解決するか」
が明確になっていなかったこと。

Step 1では、人に見せるだけで
「それ、欲しい!」「紹介したい人がいる!」と言われる
企画書の作り方を学びます。


 


企画書に必要な3つの柱


売れる企画には、必ず3つの柱があります。

1つ目。誰の問題を解決するのか(ターゲット)
2つ目。どんな変化(未来)を届けるのか(ベネフィット)
3つ目。どうやって届けるのか(手段・仕組み)

この3つがセットで書かれていて、
読んだ人が「あ、これは〇〇さんにピッタリだ」とイメージできること。
それが、良い企画書の条件です。

ここで大事なのは、
「たった一人に絞れ」ではないということです。

むしろ、3パターンくらいのペルソナ(想定顧客像)を用意して、
「この人の場合はこうなる」「あの人の場合はこうなる」
と具体的に描くことで、企画書を見た人が
自分ごと化しやすくなります。

そしてもう一つ大きなメリット。
第三者が紹介しやすくなります。

「あ、うちの友達、まさにパターンBだわ。紹介してあげよう」

こう思ってもらえたら、勝ちです。


 


3パターンで描く「誰が、どう変わるか」


ここからが企画書の核心です。
あなたのサービスを、3つのパターンで具体的に描きましょう。

「こんな人が、こんな問題を抱えていて、
このサービスを使うと、こんな未来が待っている」

この流れを、3パターン作ります。


 


パターンA:起業したばかりで集客に困っている人


例えば、こんな人がいます。

40代女性。大好きなアロマセラピーで独立したばかり。
技術には自信がある。でも、お客様が来ない。
SNSを毎日頑張って投稿しているけど、反応はほぼゼロ。
「このままじゃ、また会社員に戻るしかない…」と焦っている。

あなたのサービスでは:
自己紹介ページを作り、「なぜアロマをやっているのか」のストーリーを言語化。
AIを使って集客動線を設計し、紹介の仕組みを構築。

この人が得られる未来:
「毎月3人の新規が紹介で来るようになり、
リピーターも増えて、月収が安定。
もう"戻らなきゃ"と思わなくなった」


 


 

パターンB:売上はあるが仕組みがない人


50代男性。コンサルタントとして10年以上の実績あり。
口コミと紹介だけで月50万は稼げている。
でも、自分が動かないと売上が止まる。体力的にも限界を感じ始めている。
「このビジネス、いつまで続けられるんだろう」と不安。

あなたのサービスでは:
属人的な営業を「仕組み」に落とし込む。
オンライン講座+継続課金モデルを設計し、
「自分がいなくても回る収益構造」を構築。

この人が得られる未来:
「毎月の継続収入ができたことで、
新規営業のプレッシャーから解放された。
家族との時間も取れるようになった」


 


 

 パターンC:何から始めていいか分からない人


30代男性。サラリーマンをしながら副業を始めたいと思っている。
ビジネス書を読んだり、セミナーに参加したりしている。
でも、「自分には何ができるのか」「何を売ればいいのか」が分からない。
「情報ばかり集めて、一歩も動けていない自分」に焦りを感じている。

あなたのサービスでは:
AIを使った棚卸しワークで「強み」を発掘。
企画書テンプレートを使って、最初の商品設計をサポート。
モニター募集の方法まで伴走。

この人が得られる未来:
「自分の経験が"商品"になると気づいた。
最初のモニターさんから"ありがとう"と言われた時、
人生が変わった気がした」


 


 


このように、3パターンを具体的に描くことで、
企画書を読んだ人は「あ、私はパターンAかも」と自分を重ねられます。

そして企画書を見た第三者は、
「パターンCの〇〇さんに、これ紹介しよう」と動いてくれます。

企画書は「自分が説明しなくても、勝手に営業してくれる資料」です。


 

モニター募集を企画に組み込む


企画書ができたら、次に大事なのが「モニター募集」です。

まだ実績がない段階では、いきなり定価で販売するのは難しいですよね。
だからこそ、モニターという形で最初のお客様を集めます。

企画書に、以下の内容をしっかり入れましょう。


 


 

モニター募集に必要な5つの項目


1. サービスの概要
「何を提供するのか」を一言で。
例:「AIを活用した自己紹介ページ制作+集客動線の設計サポート(全3回)」

2. 定価と今回のモニター価格
定価を先に提示した上で、モニター特別価格を明記。
例:「定価 50,000円 → モニター価格 無料(または 5,000円)」

3. モニターの条件
こちらが求める協力内容を具体的に書く。
例:
「実施後のアンケート(5分程度)にご協力いただける方」
「ビフォーアフターの数字を共有していただける方」
「お客様の声として、感想を掲載させていただける方」

4. 募集人数と期間
「先着3名」「2月末まで」など、限定性を明記。

5. 申し込み方法
「LINEでメッセージください」「このフォームから」など、
次のアクションを明確にする。


このモニター募集がうまくいくかどうかが、
あなたの企画が「刺さっているかどうか」の最初のテストです。

モニターが集まれば、企画は合っている。
集まらなければ、企画を見直す。
(Step 0で学んだ通り、それは失敗ではなく「データ」です)


 


 

AIを企画書作りの相棒にする


「でも、企画書なんて書いたことがない…」

心配いりません。AIがあなたの最強の相棒になります。


 


AIへの相談の仕方(プロンプト例)


ペルソナを作る時:
「私は〇〇というサービスを考えています。想定されるお客様像を3パターン、それぞれの悩み・課題・理想の未来と一緒に提案してください」

企画書のレビュー:
「以下の企画書を、ターゲットである40代女性経営者の立場になりきって読んで、率直な感想と改善点を3つ教えてください」

モニター募集文の作成:
「以下の企画内容に基づいて、LINEで送れるモニター募集メッセージを、親しみやすいトーンで作ってください」

AIと何度も壁打ちしているうちに、
「この企画、いける!」という手応えが生まれます。

その手応えを持って、実際にモニターを募集する。
これがStep 1のゴールです。


 

Step 1 まとめ


 


 企画書に入れるべきこと


1「誰の、どんな問題を、どう解決するか」の大枠
2 3パターンのペルソナと、それぞれのビフォーアフター
3 モニター募集要項(価格・条件・人数・期間・申込方法)


アクションリスト


アクション1. AIに相談して、ペルソナを3パターン作る

アクション2. 各パターンの「悩み → サービス → 未来」を書き出す

アクション3. モニター募集の5項目(概要・価格・条件・人数・申込方法)を埋める

アクション4. 完成した企画書を、身近な1人に見せて反応を確認する


全部一人で考えなくて大丈夫です。
AIと壁打ちしながら、一緒に作っていきましょう。

モニターが集まった瞬間、
あなたのビジネスは「妄想」から「現実」に変わります。


次のステップ  Step 2「実績を出す」
企画書ができたら、次はモニターさんと一緒に「実績」を作りに行きましょう。
実績こそが、最強の営業ツールになります。